むし歯|大河原駅で歯科をお探しの方ははせ歯科医院まで

時間 日祝
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休診日:木曜・日曜・祝日
:土曜午後は14:00~17:30
*受付時間は診療終了時間の1時間前まで
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〒989-1215
宮城県柴田郡大河原町字中島町7−6

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むし歯は自然には治りません。だから、早期発見・早期治療を!このような症状があれば、当院までご相談ください。

  • 歯が痛い、しみる
  • 歯の一部が白濁している
  • 歯が黒ずんだり、穴が開いたりしている
  • 治療したはずの歯が痛い

むし歯とは

むし歯とはむし歯菌が出す酸によって、歯が溶けてしまう病気です。むし歯菌は食べ物や飲み物の糖分をエサにして酸を作り、歯を徐々に溶かす「脱灰」を起こします。しかし通常は、唾液のはたらきによって溶け出したリンやカルシウムが歯に再び取り込まれる「再石灰化」が起こるため、むし歯にはなりません。
ところが、糖を取りすぎたり、歯磨きが不十分だったり、唾液が少なかったりすると、再石灰化が脱灰に追いつかなくなり、いずれ歯に穴が開いてしまいます。歯を守るためには、むし歯予防と早期発見・早期治療が重要です。むし歯に気づいたら早めに歯科医院を受診しましょう。

むし歯治療

進行度に応じたむし歯の治療法

超初期のむし歯であれば、再石灰化を促すフッ素塗布などのケアで、回復する可能性があります。しかし、それ以上進むと歯を削る治療が必要になり、進行すればするほど削る量も多くなっていきます。
軽度のむし歯は穴も小さいため、型取りの要らない「コンポジットレジン」と呼ばれる白いプラスチックを詰める治療で済みます。中程度のむし歯になると、歯を削る量も多くなることから、型取りをして詰め物や被せ物を製作する必要が出てきます。
さらに歯の神経まで感染が広がると、神経を抜く抜髄処置と根管治療を行います。根管治療も難しい場合には、残念ながら抜歯するしかありません。

歯が黒くなっている

歯が黒くなる原因はさまざまで、むし歯もその1つです。むし歯菌によって歯質が溶かされると、そこに食べ物の色素が付着して黒く見えます。歯の表面では黒くなっている部分が小さな点のように見えていても、歯の内側の象牙質でむし歯が広がっている場合があるので要注意です。
またむし歯以外にも、気づかないうちに歯の神経が死んでいる可能性もあるため、歯が黒くなっていたら早めの受診をおすすめします。


詰め物・被せ物が取れてしまった

詰め物や被せ物が取れてしまった場合、すぐに治療が必要です。硬く強いエナメル質を失った状態で歯がむき出しになれば、むし歯菌の再感染が起こりやすく、あっという間に悪化してしまいます。
詰め物・被せ物が取れた場合、基本的に作り直すことになりますが、場合によっては元に戻せることもあります。取れた詰め物・被せ物を持参して、早めに歯科を受診しましょう。

むし歯の進行段階と治療

むし歯は進行段階によって、治療方法や治療回数が変わります。早期治療がもっとも優れた治療であることは、間違いありません。

超初期むし歯(CO)

超初期のむし歯は脱灰と再石灰化のバランスを整えてあげると、健康な歯に回復する可能性があります。経過観察のもと、再石灰化を促すフッ素塗布などのケアを行います。

初期むし歯(C1)

歯の表面のエナメル質だけが溶かされた状態です。小さく黒ずみますが、歯と歯の間や奥歯の場合、自分で気が付くのは難しいでしょう。

  • 自覚症状

    痛くなったり、しみたりするなどの自覚症状はありません。

  • 治療

    むし歯菌の感染部分を削り、歯科用プラスチックの「コンポジットレジン」などを詰めます。この段階であれば、多くのケースで1回の治療で済み、治療跡もほとんど目立ちません。

象牙質まで進行したむし歯(C2)

エナメル質を通り越して、その下の象牙質まで溶かされている状態です。

  • 自覚症状

    食事中に痛みを感じたり、しみたりするようになります。むし歯が進むにつれ神経に近づくため、頻繁に痛みを感じるようになっていきます。

  • 治療

    むし歯菌の感染部分を削ります。「C1」より穴が大きくなるため、歯型を取って詰め物・被せ物を製作して装着します。通常は型取り・装着と2回の通院が必要になります。さらに保険診療の場合は修復物に金属素材を使うため、治療跡も目立ちやすくなります。

神経まで進行したむし歯(C3)

むし歯菌によって象牙質まで溶かされ、歯髄(歯の神経)にまで感染が及んだ状態です。

  • 自覚症状

    神経が炎症を起こし、何もしていなくても激しく痛みます。歯に開いた大きな穴と痛みで食事が困難になり、頬が腫れてしまうこともあります。

  • 治療

    歯を残すことが可能な場合は、神経を抜く抜髄処置のあと、歯の根の中を消毒して薬剤を詰める根管治療を行います。残した根の上に被せ物を被せて噛む機能を回復させます。根管治療も不可能な場合は、抜歯が適用されます。

歯根だけ残ったむし歯(C4)

歯肉より上の部分がすべて溶かされ、歯の根だけが残っている状態です。

  • 自覚症状

    神経はすでに死んでしまい痛みは感じません。それでも症状は進み続けるため、放置すれば歯根の先に膿がたまったり、膿によって歯ぐきに穴が開いてしまうこともあります。また、発熱など全身疾患を引き起こす可能性もあります。

  • 治療

    多くの場合、抜歯が避けられないため入れ歯や義歯で補います。歯根の先に膿が溜まっている場合は、膿が溜まった「嚢胞」を除去する外科処置を行います。

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